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ファクタリングでは相見積もりがおすすめ!ポイントや注意点は?

どの会社でファクタリングの申し込みをしようか悩んでいるのなら、相見積もりを取るとわかりやすくなります。ただ、適当に複数の会社に対して問い合わせをしても効果的だとはいえません。どのような部分に注目すれば良いのか、注意点はなにかについてご紹介します。

目次

ファクタリングで取得したい相見積もりについて

そもそもファクタリングの相見積もりとは何かというと、各社を比較する際に利用されるもので、複数のサービスに対して買い取り金額の見積もりを出してもらうことをいいます。 もし、比較をすることなく会社を選んでしまうと、他の会社のサービスを利用しておいたほうが買い取り金額が高かったという事態になってしまう可能性があるのです。

また、各社の反応スピードや丁寧さを確認することは、サービスの品質を比較することにも繋がるため、信頼できるサービス選びをする上でも重要といえます。できる限り高く売掛金を買い取ってもらうためにも行っておきましょう。

ファクタリングで相見積もりを取得する際のポイント

ファクタリングで相見積もりを取得する際には、以下の3つのことに注目してみてください。

時期やタイミング

ファクタリング会社に相見積もりを依頼する際には、どれだけ急いでいたとしても2週間程度は見ておく必要があります。なぜなら、申し込みから仮審査、本審査、各種書類の提示や契約書の精査などに時間がかかるためです。

また、複数の会社に対して問い合わせをすることになるわけですが、会社によって必要になる手続きや書類が異なるケースも多く、予想以上に時間がかかることがあります。

時間に余裕がないと十分な比較ができず、結果的に理想的なサービスを選択できない可能性があるため、最低でも2週間前、できることなら1ヶ月前くらいから準備をしておくと安心です。

最低限何社取得すればよいか

あまりたくさん依頼し過ぎると対応が大変なので、相見積もりは3社程度を目安にすることをおすすめします。ただし、この3社は適当に選ぶのではなく、事前にインターネット上からきちんとリサーチし、選択することが重要です。

比較検討すべき項目

各社を同じ条件で比較することが大切で、特に重視したいポイントは以下の通りです。

・手数料
・取引の種類(2社間・3社間)
・これまでの実績
・現金化までにかかるスピード
・担当者の対応

時間に余裕があれば、実際に利用した方の口コミ情報なども確認すると更にわかりやすくなります。手数料はできる限り安いところを選択した方が良いので、特に重視したいポイントです。

それから、契約書を確認し、買い取った債権がもしも不渡りになってしまった場合、その損失を依頼者に請求できる「リコース」だとトラブルに繋がることがあるため、「ノンリコース」で契約が可能なところを選んでおきましょう。

ファクタリングで見積もりを取る際の注意点

ファクタリングで相見積もりを取る際、できる限りトラブルを避けるためには以下のことに注意が必要です。

相見積もりすることを業者に伝えておく

中には相見積もりを受け付けていない業者もあるため、必ず事前に伝える必要があります。また、他の会社も検討していることを伝えるだけでその会社にとってできる限り良い条件で取引を提案してくれるので、スムーズに交渉を進めやすいです。

納期についてしっかり決めておく

各社で対応のスピードが異なるため、「○日まで見積もりを提出して欲しい」といっても期間内に対応してくれない業者があります。だからといっていつまでも待つわけにはいかないので、提出期限を設定し、それに間に合わなかった業者は提出を催促するか、取引をやめるなどの判断が必要です。

取引の内容を正しく把握する

細かく書かれている特約や注意書き部分を軽く読み進めてしまう方もいますが、それは大変危険で、必ず確認が必要です。例えば、債権登記費用や司法書士依頼料などを別途請求されたり、よく読んでみる当事者にとって不利な形で契約する形になったりしていることもあります。不明点があれば必ず質問しておきましょう。

正しい情報を伝える

正確な見積もり書を出すためには、ファクタリングのヒアリングを受ける際に正しい情報を伝える必要があります。ここで嘘をついたり、間違った内容を伝えたりしてしまうと、仮見積もりと全く異なる結果になることもあるので注意が必要です。

信頼できる会社に依頼することが重要

お金に関することなので、しっかり各社を比較し、信頼できる会社を選ぶことが重要です。様々な会社がファクタリングサービスを行っていますが、評価はそれぞれで大きく異なります。

適当に会社選びをして、後から「やっぱり他の会社を選んでおけば良かった」と後悔しても遅いので、万が一のトラブルを避けるためにも慎重に比較してみてください。