HOME > ファクタリングコラム > クラウドファクタリングとは?メリットやデメリットを紹介
クラウドファクタリングとは、すべてのやりとりがインターネット上で完結するファクタリングのことです。
「クラウドファクタリング」という言葉は、OLTA株式会社が商標登録をしているのですが、インターネット上で契約が完了するという意味では、その他の会社でも同様のサービスを提供しています。
一般的に、ファクタリングを利用する際には、契約する際に面談が必要になりますが、クラウドファクタリングの場合はそういったものは必要ありません。ファクタリングを会社の来訪も必要ないので、できるだけ手軽に利用したい方に最適です。
法人向けのサービスのほか、フリーランスや個人事業主でも利用できるサービスがあります。オンライン上で手続きが完結するということもあり、即日での振り込みにも対応しているのが魅力です。
全体的な流れとしては、オンライン上で申し込みをし、売掛債権の買い取り依頼をしたら審査があり、審査にとれば手数料を引いた金額を振り込んでもらう形となります。従来のファクタリングでは売掛先も含めた3社間契約ができるところもありますが、クラウドファクタリングは2社間のみです。
売掛先から支払いが行われたあとに、クラウドファクタリングの利用者からファクタリング会社にその金額を振り込む必要があります。
メリット、デメリットは以下の通りです。
最大のメリットとして挙げられるのが、早ければ30分から1時間程度で申し込みが完了する点です。急いで資金調達をしなければならない方にとって、非常に大きな利点だといえるでしょう。
一般的なファクタリング業者と比べてみても、用意しなければならない書類の数が少ないので、手間もかかりません。忙しくてなかなか書類を準備する時間を取れない方もいるはずですが、その手間を省くことができるのも魅力です。
特に、役所や税務署に行かなければ取得できないような書類の提出を不要としているサービスを選択すれば、手元にある決算書や請求書、口座の利用明細書などで申し込みができます。
また、申し込みが簡単なだけでなく、審査結果が届くのも早いです。即日対応してくれるサービスが多いので、急いでいる方でも安心できるでしょう。
インターネットですべて完結するので、ファクタリング会社と時間の都合が合わず、申し込みや面談が遅れてしまうような審判もありません。そもそも面談が必要ないので、ファクタリングを利用する際にかかる時間も大幅にカットできます。
普段、パソコンを使い慣れていない方だと申請に手間取ってしまう可能性があります。例えば、必要書類をPDFにする必要があったり、画像をアップロードする際に苦戦したりする方がいるようです。
ただ、わからないことがあれば直接問い合わせをすることによって、丁寧に教えてもらえるので、それほど心配はいらないでしょう。特に即日対応してもらいたい場合などは急いで申し込みをしなければならないため、迷わずにサポートに連絡を入れることをおすすめします。
それから、クラウドファクタリングは面談が不要なのがメリットとしてご紹介しましたが、この面談はその人を信頼して契約して大丈夫かどうかを見極める機会でもあります。
その面談がないということは提出した書類ですべて判断されるということになるので、書類内容に不備があったり、何か信頼できないと感じられる条件があったりすると審査に徹ない可能性が高いです。
また、2社間契約のみであり3社間契約ができないため、手数料が高くなるのもデメリットだといえます。
これまでは、直接ファクタリング会社の方と面談をし、信頼できると判断してもらいた場合に審査が通る形が主流でしたが、今後はクラウドファクタリングサービスを提供する会社が増える可能性が高いです。
手軽さや、時間的な都合でのメリットが大きいため、ファクタリングというものがより身近になるといえるでしょう。
実際にファクタリングを利用してみたいと考えた時に、提出しなければならない書類が多かったり、ファクタリング会社の方と面談のタイミングが合わなかったりして、資金調達に時間がかかってしまうこともあります。
申し込みがとても簡単で、即日で対応してもらえる可能性も高いので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。わからないことがあればクラウドファクタリング会社に相談してみるのがおすすめです。