HOME > ファクタリングコラム > ファクタリングはキャッシュフローを改善するのにも効果的!

ファクタリングはキャッシュフローを改善するのにも効果的!

キャッシュフローの悪化は企業の倒産リスクを高めてしまうため、何とかして対策をとりたいところです。様々な方法がありますが、特に一時的に悪化しているキャッシュフローを改善するのにはファクタリングが向いています。

改善に繋がる理由や、利用が向いているケースについてご紹介しましょう。

目次

ファクタリング利用で改善するキャッシュフローとは

現金などのキャッシュが入ってくることを「キャッシュイン」といい、出ていくことを「キャッシュアウト」といいます。この、キャッシュインからキャッシュアウトを引いた収支がキャッシュフローです。

全体的なお金の流れを把握するために必要なもの、と考えればわかりやすいでしょう。

似たようなものに貸借対照表や損益計算書があり、自社ではどちらも作成しているからキャッシュフローは必要ないのではと考える方もいるはずです。

しかし、例えば損益計算書では売上を計上しても、まだ実際に現金が入ってきているわけではないので、手元にキャッシュはありません。貸借対照表では売掛金は増えますが、同じく手元のキャッシュを正しく把握することはできません。

これらの問題を解決するのがキャッシュフローです。具体的なお金の流れを正確に把握できるので、現在会社がどのような状況にあり、どれくらいのキャッシュがあるのかを把握するためにも作成してみてはいかがでしょうか。

ファクタリングでなぜキャッシュフローが改善できるのか

売掛金を売却するファクタリングは、会社のキャッシュフローを改善させるのに役立ちます。本来、売掛債権が現金化できるようになるのは、支払い期日が到来した時です。

しかし、借入や負債に当たらないファクタリングを利用することによって、まだ支払い期日が到来していない売掛金を手元現金にすることができます。

手元現金を増加させることがキャッシュフローの改善に繋がるので、必要なタイミングで役立ててみてはいかがでしょうか。ただし、売掛金の支払期日が到来したらファクタリング会社へ弁済する必要があるため、現金が増えるのは一時的なことであるといった認識はしっかり持たなければなりません。

常に利用しなければやりくりできないような形だと、キャッシュフローを改善させるのは難しくなるので、注意しておかなければなりません。

キャッシュフロー改善でファクタリング利用がおすすめなケース

ファクタリングを利用することによって、キャッシュフローの改善に繋がる代表的なケースについてご紹介します。

高額な売掛金がある

売掛金の金額が高いほど手数料を抑えることができるため、小さな金額よりも大きな金額の売掛金で活用するのがおすすめです。

ファクタリング会社は手数料のすべてを利益にできるわけではなく、そこから人件費や登記費用を支払わなければなりません。これを考えると、少額案件よりも高額案件のほうが受け取れる手数料が高いだけでなく、人件費や登記費用を差し引いたとしても利益として残る部分が大きいので、その分手数料を安くしてくれるのです。

高額案件は、ファクタリング会社としてもぜひ獲得したい案件になるため、有利にするに関する交渉をすることも不可能ではありません。特に1,000万円を超えるような売掛金がある場合は、大幅に手数料を抑えられる可能性が高いので、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

融資を受けられない

金融機関からの融資を受けることができないケースでも、売掛金があればファクタリングを利用できます。例えば、税金を滞納していたり、赤字決済だったりして金融機関からの融資を断られてしまった場合もおすすめです。

また、融資を受けることは可能であるものの、一時的に必要になる資金のために金融機関の融資枠を使いたくない方にも向いています。

負債を増やしたくない

企業によっては評価を落とさないために、決算期や融資の審査を受ける前などに少しでも負債を増やしたくないと考えることがあります。金融機関からの融資は借入金であり負債にあたりますが、ファクタリングなら負債扱いにはなりません。

評価の高い債権を持っている

確実に売掛金の回収が見込める与信の高い債権は、手数料が非常に安くなります。国や自治体による債権や、これまでに確実な入金と支払いを行っていることが確認できる売掛先による債権は、手数料を抑えられるのでファクタリングを利用するデメリットが小さいです。利用するのにおすすめのケースだといえるでしょう。

うまく役立ててみるのがおすすめ

キャッシュフローが悪化していて、何とか対策をとりたいと考えている方にもファクタリングがおすすめです。特に、今回ご紹介したように、利用がおすすめといえるケースに該当するような場合は、前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

初めて利用するから何となく不安に感じているという方は、まずは相談してみるのがおすすめです。そのうえで、納得できると感じた場合に利用してみましょう。