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ファクタリングと相性が良い業界は?急な資金調達にも最適

ファクタリングは様々な業界で活用されている資金調達の方法です。ですが、特に相性の良い業界と、そうでないものがあるので確認しておきましょう。かなり相性が良い業界で働いている方の場合、手数料がお得になったりすることもあります。また、利用が難しい職種についてもご紹介します。

目次

ファクタリングと相性のいい業界

ポイントになってくるのが、売掛先が信用できるか、また売掛金を回収できる可能性が高いかということ。これらの点で特に問題がない場合は審査にも通りやすくなります。特におすすめなのが、次のような業種で働いている方です。

建設業

建設業は実際に仕事を受注してから工事が完成するまでには長い期間がかかることもあります。工事が完了してからでなければ代金を受け取ることができませんが、数ヶ月かかるような工事の場合、途中で下請け業者に払う下請け代金や、材料費などを立て替えておかなければなりません。しかし、現在の工事が終われば工事代金が入ってくることは確定しているわけなので、ファクタリング業界と相性が良いとされています。

介護業界

介護業界の場合、売掛先は非常に信用度の高い国保連です。そのため、審査に通りやすくなります。売掛先から売掛金が支払われないといったリスクがほとんどないため、多くのファクタリング会社では手数料を安くするなどの対応を取っています。実際に運転資金を確保するために利用している方が多いです。

医療業界

医療業界の場合も国が債権者であるため、売掛先の信用度はとても高いです。信用できる債権ということもあり、高額で買取してもらうことが可能となっています。売掛先の信用度が低いとどうしても手数料を高く取られてしまうような心配がありますが、そういったこともありません。

製造業

製造業といえば、先に元請けから製品の製造を依頼され、それは否定された期日までに納品し、入金は後から行われるケースがほとんどです。実際に支払いが行われるまでには長くて2ヶ月程度かかることもあり、その間も作業員の給料や材料費などは支払わなければなりません。しかし、先述した建築業と同じように後払いで支払われる形でビジネスを請け負っているため、売掛債権があります。だからこそファクタリングという選択肢と相性が良いといえるでしょう。

運送業

運送業の場合、どうしても入金サイクルが遅くなってしまうことがあり、資金繰りに困ってしまう方も多いです。例えば、普段乗っているトラックが故障してしまったような場合、トラックを修理しなければ仕事はできません。しかし、ファクタリングを選択すれば早い段階での資金繰りが可能となるため、急なトラックの故障などにも対応することができます。ただ、売掛債権がなければ利用することはできないので、この点については注意しておかなければなりません。


ファクタリングに向いていない業種

残念ながらファクタリングに向いていない業種もあります。これが、業務の中でファクタリングに必要な売掛金が発生しないような職種です。例えば、次のような職種が挙げられます。

飲食店

飲食店は普段、売掛金というよりも現金での取引が基本となります。そのため、ほとんど売掛金と呼べるものがなく、どうしてもファクタリングでの資金調達には向いていないケースが多いです。もちろん、営業形態によっては売掛金が発生する形で営業を行っているところもあるでしょう。そういった場合は飲食業であったとしても問題なく利用できる可能性が高いです。飲食店の場合は、使っている大型の設備類などが故障した際に早急な資金調達をしなければならないケースもあるので、売掛金がある場合はファクタリングについて検討してみてはいかがでしょうか。

サービス業

サービス業に関する職種も相性が良いとはいえません。こちらも飲食店と同じように現金での取引が基本となっており、売掛金が少ないことが理由です。ただ、現金払いのほかに売掛金として売り上げが入ってくるところもあります。支払いサイクルが長い場合、2~3ヶ月先にならなければ入金がなくて困ってしまうこともありますが、そういった場合はファクタリングを活用した資金調達を検討してみるのがおすすめです。


どの業界でも基本的に売掛金があれば利用できる

一言で行ってしまえば、相性が良くて向いているのは売掛金が発生しやすい業界、そうでない場合は向いていないともいえるのですが、言い換えれば売掛金さえあれば基本的に問題ないということです。どうしても資金繰りが悪化し、即日資金を用意しなければならなくて困っている方などは相談してみてはどうでしょう。相性が良い職種だったとしても売掛先によってはリスクが高いと判断されて手数料が高くなったり断られたりしてしまう可能性もありますが、まずは審査に申し込みしてみるのがおすすめです。